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Rソックスが“泥臭く”劇的サヨナラ勝ち 指揮官は気を引き締める「改善すべき余地ある」

2018/08/29

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 アメリカン・リーグ東地区首位のボストン・レッドソックスが28日(日本時間29日)、本拠地でのマイアミ・マーリンズ戦で劇的なサヨナラ勝利を収め、連敗を「3」でストップさせた。
 
 前々日までタンパベイ・レイズ相手に今季初の同一カード3連敗を喫していたレッドソックスは、4-1とリードした8回に4番手のマット・バーンズ投手が炎上。本塁打2本を浴びるなど4失点を喫すると、5番手のヒース・ヘンブリー投手も流れを止められず、この回一挙5失点で4-6と逆転を許してしまう。
 
 しかし、直後にジャッキー・ブラッドリーJr.外野手の同点2点タイムリー安打などで3得点を挙げ7-6と再逆転に成功。しかし、クローザーのクレイグ・キンブレル投手がタイムリー安打を浴びてリードを守り切れず。
 
 7-7と同点で迎えた9回裏、レッドソックスは1死一、二塁のチャンスを作ると、ここで6番のエデュアルド・ヌニェス内野手の放った遊ゴロを捕球し、併殺を狙ったJ.T.リドル内野手が二塁ベースを踏んだ後に一塁へ悪送球。この間に二塁走者のJ.D.マルティネスがサヨナラのホームを踏んで8-7で劇的な勝利を収めた。
 
 地元紙『ボストン・グローブ』の電子版によれば、タイムリー安打を放ったブラッドリーは「勝利を収めたことには驚きがある」と話し、「私たちが勝ち続ける限り、“泥臭い”勝利であるかどうかは気にしない」と勝利への執念をのぞかせるコメントを残した。
 
 また、レッドソックスのアレックス・コーラ監督は「我々には改善すべき余地がたくさんある。これは非常に重要なものだ。なかなか91勝には到達できなかった分、より良いチームにならなければならない」と連敗をストップさせたことでさらに気持ちを引き締めている。
 
 この日は、同地区2位のニューヨーク・ヤンキースも勝利したため、ゲーム差は6.5ゲームのまま。それでも、1日の休みを置いて連敗を食い止めることができたことで、首位快走へ向けた再スタートが切れたことは大きいと言えるだろう。

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