前田健太、9回に登板し今季初セーブを記録 ドジャースは一発攻勢で今季2度目の5連勝
2018/08/30
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ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が29日(日本時間30日)、敵地グローブライフ・パークでのテキサス・レンジャーズ戦でリリーフ登板し、1回1失点に抑えて今季初セーブを記録した。
ドジャースは、8回までにコディ・べリンジャー内野手、マニー・マチャド内野手、ヤズマニ・グランダル捕手によるソロ本塁打で3得点。投げては先発のアレックス・ウッド投手が7回無失点の好投を見せるなど試合を優位に運んだ。
前田は、3点リードの9回に3番手として登板し、まず先頭のエルビス・アンドゥルース内野手を87.2マイル(約140キロ)のスライダーで空振り三振を奪う。しかし、続くノマー・マザーラ外野手に四球を与えると、エイドリアン・ベルトレ―内野手に92.8マイル(約149キロ)の速球をセンターへのタイムリー二塁打とされて1失点を喫した。
その後、ジュリクソン・プロファー内野手を速球で遊飛に打ち取って2アウトとし、代打のジョーイ・ギャロ外野手には四球を選ばれ2死一、三塁のピンチを背負ったが、最後はロナルド・グーズマン内野手を初球のスライダーで一ゴロに抑えてゲームセット。ドジャースが3-1で逃げ切り、今季2度目の5連勝を飾った。
25日(同26日)以来の登板となった前田はこの日、1回27球(ストライク13球)を投げ、被安打1、与四球2、奪三振1、失点1の成績で防御率は3.79に。そして、昨季6月9日(同10日)以来となる今季初セーブを記録している。