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前田健太、イニング跨ぎで決勝3ラン浴び9敗目 ドジャースは地区2位に陥落

2018/09/04

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が3日(日本時間4日)、本拠地ドジャー・スタジアムでのニューヨーク・メッツ戦にリリーフ登板し、決勝3ラン本塁打を浴び9敗目を喫した。
 
 ドジャースは初回、2番のジャスティン・ターナー内野手がメッツ先発のジェイコム・デグロム投手からレフトスタンドへ第12号ソロ本塁打を放ち先制。しかし、5回にそのデグロムにタイムリー安打を浴びて同点とされた。
 
 そのまま両チーム得点が入らず緊迫した展開の中、ドジャースは7回から前田が6番手として登板。今季リリーフとして8試合目のマウンドとなった前田は、先頭の3番ウィルマ―・フローレス内野手に対して85.6マイル(約138キロ)のスライダーで中飛に打ち取ると、続くマイケル・コンフォート外野手は85.7マイル(約138キロ)のチェンジアップで投ゴロ。最後はトッド・フレイジャー内野手をフルカウントから94.1マイル(約151キロ)の速球で三ゴロに仕留めて、難なく3者凡退に抑えた。
 
 ドジャースは、直後の攻撃でターナーの四球、マニー・マチャド内野手のエンタイトル二塁打で2死二、三塁とチャンスを作ったが無得点。前田は続く8回のマウンドにも登り、先頭の6番ジェイ・ブルース外野手に対して初球のチェンジアップを弾き返されライトへの二塁打を打たれると、続く打者に送りバントを決められ1死三塁のピンチを背負う。
 
 そしてジェフ・マクニール内野手に死球を与えて一、三塁。ここで代打のブランドン・ニモ外野手を打席に迎えると、速球とチェンジアップでカウント2-2としてからの7球目、外角低め83.9マイル(約135キロ)のスライダーを捉えられて、これがライトスタンドに入る痛恨の勝ち越し3ラン本塁打となった。前田はこの日1回1/3、28球(ストライク19球)を投げて被安打2、与死球1、奪三振0、失点3の成績で防御率は3.95としている。
 
 ドジャースは最後に1点を返したが2-4で敗れ、連勝は「3」でストップ。前田には今季9敗目が記録された。そして、0.5ゲーム差でナショナル・リーグ西地区2位だったコロラド・ロッキーズがこの日勝利したため、逆転で首位の座を明け渡した。

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