ブリュワーズ、7年ぶり地区Vへ執念のサヨナラ勝ち イェリッチの併殺崩れの間に決勝点
2018/09/04
Getty Images
ナショナル・リーグ中地区2位のミルウォーキー・ブリュワーズが3日(日本時間4日)、本拠地ミラー・パークでの同首位シカゴ・カブス戦にサヨナラ勝ちし、その差を4.0ゲームに縮めた。
ブリュワーズは、2-3と1点を追う8回に押し出し四球によって同点に追い付くと、続く9回1死満塁のチャンスでクリスチャン・イェリッチ外野手が三ゴロを放ち、サードのクリス・ブライアント内野手が三塁ベースを踏んでから一塁へ送球するもイェリッチの足がわずかに勝ってセーフ。この間に三塁走者が生還して4-3でサヨナラ勝ちを収めた。
本塁打でもなく、タイムリー安打でもなく、併殺崩れの間の得点という泥臭い1点をもぎ取って劇的勝利を掴んだブリュワーズは、これで2連勝。首位攻防3連戦の初戦を取ったことでゲーム差を4.0ゲームに縮め、ワイルドカード争いでも中地区のセントルイス・カージナルスに1.5ゲーム差を付け1位の座をキープした。
米公式サイト『MLB.com』によると、「彼(ブライアント)が三塁ベースを踏みに行くのを見て、自分は胸から一塁ベースに飛び込んだよ。それが勝ちに繋がったんだ」と歓喜のコメント。2011年以来となる地区優勝とプレーオフ進出へ向けて執念が光った大きな1勝となった。
1 2