大谷翔平、完璧16号ソロ放ち4打数1安打 エンゼルスは終盤打線が沈黙し敗戦
2018/09/05
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が4日（日本時間5日）、敵地グローブライフ・パークでのテキサス・レンジャーズ戦に「2番・指名打者（DH）」で先発出場し、第3打席に第16号ソロ本塁打を放つなど4打数1安打だった。
2日前に復帰登板を果たし、中1日を置いて「打者」として出場することとなった大谷。この日の相手先発は今季打率.177と苦手とする左腕のマイク・マイナー投手だが、第1打席と第2打席ともに変化球に見逃し三振を喫する。
しかし、1-4と3点を追う6回に先頭打者として第3打席を迎えると、大谷はカウント2-1からの4球目、86.4マイル（約139キロ）のスライダーを完璧に捉え、打球は右中間スタンドに突き刺さる第16号ソロ本塁打となった。これが苦手とする左腕から放った初めての本塁打で、さらにシーズン16本塁打はニューヨーク・ヤンキース時代の松井秀喜氏が2003年に記録した新人での本塁打数に並ぶ数字だ。
米分析システム『Statcast』によると、大谷の本塁打の打球初速は103マイル（約166キロ）、打球角度は27度、飛距離413フィート（約125.9メートル）、滞空時間は4.8秒だった。
試合はそのまま終盤に進み、7回の大谷の第4打席は3番手の左腕マーティン・ペレス投手の前に二ゴロと凡退。大谷はこの日4打数1安打（1本塁打）1打点の成績で、打率を.276とした。
直後の守りで田澤純一投手が2番手として登板し、1回無失点に抑える好投を見せたが、打線が8回～9回で2イニング連続無安打と反撃の糸口を掴めず。エンゼルスは2-4で敗れ、連勝はならなかった。