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大谷、投手と交錯し「右太腿打撲」と診断 指揮官はあす再び状態を確認する方針

2018/09/09

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、敵地ギャランティード・レイト・フィールドでのシカゴ・ホワイトソックス戦に「4番・指名打者(DH)」として先発出場し、4打数2安打3打点と活躍。9回の走塁で投手と交錯する場面もあったが、「右太腿打撲」と診断された。
 
 大谷は、6-3と3点リードした9回に無死満塁のチャンスで第5打席を迎えると、6番手の左腕ジェイス・フライ投手からカットボールを捉えてライト線を破る走者一掃の3点タイムリー三塁打を放った。
 
 その後アンドレルトン・シモンズ内野手の打席でチアゴ・ビエイラ投手が暴投する間にホームを狙って生還したが、その際にカバーに入ったビエイラと激しく交錯。大谷はその場に苦悶の表情を浮かべながらうずくまったが、自力で立ち上がりベンチへ下がった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、球団は「右太腿の打撲」と発表。エンゼルスのマイク・ソーシア監督も「彼は大丈夫だ」と安堵するコメントを残している。大谷自身も大事には至っていないと話しており、ソーシア監督は翌日の試合前に再び状態をチェックする方針を示した。
 
 この日の大谷は4打数2安打3打点の大活躍で12-3の大勝に貢献。打撃好調で新人王の可能性も十分にあるだけに、患部が軽傷であることを再度確認し、あす以降再び元気な姿で打席に入ることが期待される。



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