「組み立てが効果的だった」田中将大、自らが語った勝因。新スタイル確立に大きな前進
7回2安打8奪三振無失点の好投で今季2勝目を挙げた田中。前回の登板から格段に制球力が上がり、凡打の山を築いた。
2015/04/20
Getty Images
田中の投球でチームも圧勝
ヤンキース田中将大が18日(日本時間19日)に今季3試合目となるレイズ戦に先発で登板し、7回2安打無失点の好投で今季2勝目を挙げた。
8奪三振に無四球でチームも9-0の圧勝。文句なしの結果に、開幕から2試合を終えて田中に対して厳しい評価が目立った現地メディアも一転、田中の投球内容を絶賛した。
田中は右肘靭帯部分断裂から復帰し、日本人4人目となる開幕投手を勝ち取ったものの、新スタイルの確立に苦心し、過去2戦とも不本意な結果に終わっていた。これに現地メディアは「やはり手術すべきだった」「今後手術する必要がある」と田中の肘と関連付けて、今季の活躍に疑問符をつけるなど、大きな議論が巻き起こった。
しかし、レイズ戦の結果後の『NewYork Times』はIt was by far the best performance this season by a Yankees starting pitcher.(ヤンキースの先発投手によって今シーズンのベストのパフォーマンスを叩き出した!)と報じている。
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