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前田健太、リリーフ転向後も連投しない理由。ド軍指揮官が明かした右腕への期待

2018/09/11

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Getty Images



ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手は後半戦に入り、先発投手から救援陣に配置転換された。8月半ばに不整脈で離脱した守護神ケンリー・ジャンセン投手の穴埋めを図るためだが、いまだ連投はない。指揮官はその理由について、シーズン終盤での活躍を期待しての起用法だと述べている。地元紙『ザ・オレンジカントリー・レジスター』が9日(日本時間10日)、伝えた。
 
前田は昨季、チーム事情からリリーフに転向するとポストシーズンに目覚ましい活躍を見せた。今季前半戦は再び先発投手としてローテーションを守ってきたが、後半戦でまたも配置転換となった。
 
ここまでリリーフで7試合に登板、8回を投げて10奪三振、2四死球。だが、3日(同4日)のニューヨーク・メッツ戦で3ランを被弾したことにより防御率は5.63に悪化した。この3失点までは好成績を残していたが、最短でも中1日での登板となっている。
 
デーブ・ロバーツ監督は、現状で前田に連投させない理由として、リリーフに慣れるための十分な時間が必要と説明。その上で、「ペナントレースを戦い抜くため、連投に耐えうる、優れた右投げのリリーフ投手が常にブルペンに待機している状態がチームとしては理想的」と語り、前田に対する期待を大きさを示した。具体的な時期は明言しなかったが、前田を将来的に優勝争いに欠かせないリリーフエースとして起用していく可能性を示唆した。



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