ヤンキース、No.1有望選手がメジャー昇格 PO進出ほぼ手中。来季へ向け若手に好機
2018/09/18
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今季3Aで88回を投げ84奪三振、防御率2.56
ニューヨーク・ヤンキースのNo.1プロスペクト(若手有望選手)、ジャスタス・シェフィールド投手のメジャー昇格が発表された。15日(日本時間16日)にヤンキースの球団公式サイトが報じている。
ヤンキースのプロスペクトランク1位(MLB全体では27位)に評価される22歳の左腕がついにベールを脱ぐことになりそうだ。今季は2Aトレントン・サンダーで開幕を迎えたが、シーズン途中で3Aスクラントン・ウィルクスバレ・レイルライダースに昇格。3Aでは20試合に登板し(先発15試合)、88イニングを投げ84三振を奪うなど6勝4敗、防御率2.56という成績を残している。
シェフィールドは、2014年にクリーブランド・インディアンスからドラフト1位追補(全体31位)で指名を受け、2016年にアンドリュー・ミラー投手との複数トレードでヤンキースへ加入した。
ブライアン・キャッシュマンGMも今月初旬に「シェフィールドのデビューは間もなくだ」と明言しており、ボストン・レッドソックスがアメリカン・リーグ東地区の優勝を確実なものとする一方で、ヤンキースもワイルドカードをほぼ手中に収めているという状況を考えても、来季に向けてシェフィールドにチャンスを与えることに支障はなさそうだ。
18日(日本時間19日)のレッドソックス戦からチームに合流するというシェフィールド。名門の将来を担う金の卵はどのようなデビューを飾るのか、多くのファンが注目している。