元巨人マイコラス、リーグ2位の16勝目 カージナルスはWC争い2位堅持
2018/09/18
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元読売ジャイアンツに在籍していたセントルイス・カージナルスのマイルズ・マイコラス投手が17日(日本時間18日)、敵地でのアトランタ・ブレーブス戦に先発登板し、5回4安打2失点で今季16勝目をあげた。
カージナルスは初回に3点を先制。味方の援護を受けて、マイコラスは東地区首位のブレーブス打線を2回まで無失点に抑えた。3-0で迎えた3回、1死から四球で出塁を許すと、3番フリーマンへの直球を右中間スタンドに運ばれ1点差に迫られた。
しかし、4、5回にウォン、デヨングの本塁打で3点を追加。マイコラスも安定した投球をみせて、5回2失点、4点リードで勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。チームは7回に再び1点差に迫れるも、8、9回にベイダー、モリーナの本塁打で再び突き放し11-6で快勝した。
この日、マイコラスは5回97球を投げ、被安打4、四球1、失点2、奪三振6の内容だった。11日(同12日)にキャリアハイとなる15勝目を挙げた右腕は、勢いそのままに16勝目の勝ち星を手にした。ナショナル・リーグ投手勝利数では、1位がワシントン・ナショナルズのシャーザーの17勝で、マイコラスの16勝はシカゴ・カブスのレスターに並ぶ2位、十分に最多勝を狙える位置にいる。
カージナルスはナ・リーグ中地区では3位で、首位シカゴ・カブスを5.5差で追いかけている。また、ワイルドカード争いでは、3位コロラド・ロッキーズに0.5差の2位。1試合も落とすことができないし烈な争いの中、日本で活躍した右腕がチームを牽引している。