レイズ、PO諦めん!3連勝でWC圏内に6.5差 波乱万丈のシーズンで貯金17と健闘
2018/09/18
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ワイルドカードを争う順位で3位に付けているタンパベイ・レイズが17日(日本時間18日)、敵地グローブライフ・パークでのテキサス・レンジャーズ戦に勝利し、ワイルドカード圏内の2位との差を6.5ゲームに縮めた。
レイズは、初回に3番のチェ・ジマン内野手のタイムリー安打で先制すると、6回には再びジマンが10号ソロ本塁打でリードを広げる。続く7回にはルーキーのジェイク・バウアーズ内野手の犠飛で1点を追加し、レンジャーズを突き離した。
投げては、先発のタイラー・グラスノー投手が6回を投げて被安打2、与四球2、奪三振6、無失点と好投。その後もリリーフ陣が無失点リレーを繋いで、レイズが3-0で勝利を収めた。レイズはこの勝利でワイルドカード圏内2位のオークランド・アスレチックスとの差を6.5ゲームに縮めている。
米紙『USA TODAY』によると、移籍後8度目の先発で初勝利を挙げた先発のグラスノーは「自分の勝ち星は関係ない。カードの初戦を取れて良かった」とコメント。
また、米公式サイト『MLB.com』によれば、レイズのケビン・キャッシュ監督は「彼(グラスノー)は傑出していた。初回はリズムを狂わせていたが、そこから落ち着いて速球とチェンジアップなどの変化球を駆使して素晴らしいしてくれた」と称賛し、そして9月14試合で5本塁打14打点と絶好調のジマンについても「ラインナップの真ん中に座って大きなヒットを放ってくれているね」とチーム内の数少ない長距離砲の活躍に目を細めた。
シーズン前にエバン・ロンゴリア内野手など昨季20本塁打以上をマークした長距離打者を4人も放出したレイズ。7月のトレード期限間近には、エースのクリス・アーチャー投手と攻守の要となっていたウィルソン・ラモス捕手を放出し来季以降へ向けたチーム作りを強いられたが、現在83勝66敗(勝率.557)で貯金17と健闘しており、ここ10試合では8勝2敗と好調を維持している。
あすはメジャー最多の19勝をマークしているブレイク・スネル投手が登板予定。残り13試合と状況は日に日に厳しくなってきているが、2013年以来5年ぶりのプレーオフ進出へ向けて一戦必勝を掲げて上位を狙っていく。