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オリオールズ、本拠地ワーストタイ107敗 散々イヤーに現地は“皮肉”「メッツには…」

2018/09/19

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地区首位と60.0ゲーム差、観衆はわずか約8000人

 ボルティモア・オリオールズは、17日(日本時間18日)に行われたトロント・ブルージェイズとの一戦に0-5で敗れ、今季107敗目を喫した。これにより、オリオールズは1988年に記録したチームワーストの敗戦数に並んだことを米メディア『ESPN』が報じている。
 
 し烈な優勝争い、ポストシーズン進出争いが繰り広げられている中、オリオールズは全くの蚊帳の外。アメリカン・リーグ東地区でダントツの最下位に沈むチームは、1954年にボルティモアに本拠地を移し“ボルティモア・オリオールズ”となって以来、1988年に記録したワースト107敗目に並んでしまった。
 
 一方で、チームとしての最多敗戦記録は前身のセントルイス・ブラウンズ時代の1939年に記録した111敗となっているが、今季もまだ12試合残しており、こちらのワースト記録の更新はもはや確実といったところか。
 
『ESPN』も「日曜日のシカゴ・ホワイトソックス戦での勝利で、オリオールズが119敗以上することはなくなり、1962年ニューヨーク・メッツが新規参入年に記録した120敗という記録には並ばない」と若干皮肉を込めたコメントを残している。
 
 昨季も地区最下位に終わったオリオールズは、今季も全くいいところがなく、シーズン途中には看板選手のマニー・マチャド内野手もロサンゼルス・ドジャースに放出し、再建モード真っただ中だ。
 
 最下位に終わったとはいえ、昨季は首位ボストン・レッドソックスに18ゲーム差であったが、今季はここまで60.0ゲーム差という信じがたい差がつけられている。この日も本拠地オリオールパーク・アット・カムデンヤーズに集まった観衆は8198人と寂しい限り。残りの試合で意地を見せてもらいたいところだ。



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