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ロッキーズ、強打者ストーリーが右肘炎症で数日間欠場へ チームはPO争いから後退

2018/09/19

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Getty Images



 ナショナル・リーグ西地区2位コロラド・ロッキーズは18日(日本時間19日)、敵地で同地区首位ロサンゼルス・ドジャースと対戦したが、トレバー・ストーリー内野手が右肘炎症のため欠場したこともあり延長戦の末サヨナラ負け。プレーオフ進出へ手痛い敗戦となった。
 
 ストーリーは、前日の試合で守備の際に打球をダイビングキャッチし、そのまま素早く一塁へ送球するファインプレーでチームに勢いを与えたが、捕球時に右肘を痛め、4回の打席に代打が送られ試合を退いていた。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、検査の結果「靭帯の損傷ではなく右肘の炎症」と診断され、ストーリーは数日間復帰できないだろうと伝えた。
 
 主力を欠いた状態で臨んだ試合は初回、先発カイル・フリーランド投手がマット・ケンプ外野手に適時打を許し先制される。それでも3回2死一、二塁のチャンスを作ると、相手の失策で同点に。
 
 5回にはチャーリー・ブラックモン外野手の27号ソロ本塁打で勝ち越しに成功したが、直後にフリーランドが1死二塁の場面で2番のジャスティン・ターナー内野手に同点適時打を浴び2-2の同点とされた。
 
 6回以降は、両チームとも得点を挙げることはなく試合は膠着(こうちゃく)状態に。延長10回、ロッキーズはドジャース投手陣の前に3人で攻撃を終了すると、その裏にアダム・オッタビーノ投手が1死からこの日は外野を守っていたクリス・テイラー内野手に本塁打を浴び、痛恨のサヨナラ負けを喫した。
 
 ロッキーズはストーリーの不在で首位を争うドジャースに連敗し、1.5ゲーム差に広がった。さらに、中地区セントルイス・カージナルスも勝利したため、ワイルドカード圏内までも1.5ゲーム差。接戦をものにできなかったロッキーズに、プレーオフ進出へ暗雲が立ち込めてきた。



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