大谷翔平、4打数1安打1得点で打率.285 エ軍は“ビッグイニング返し”食らい逆転負け
2018/09/23
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8回に5得点挙げ逆転も、直後に9失点で再逆転許す
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が22日（日本時間23日）、敵地ミニッツメイド・パークでのヒューストン・アストロズ戦に「4番・指名打者（DH）」で先発出場し、3試合ぶりに安打を放って4打数1安打。しかしチームは逆転負けで4連敗を喫した。
大谷は剛腕ジャスティン・バーランダー投手と対戦したが、初回の第1打席で遊飛、4回の第2打席で一直といずれも内角のスライダーの前に凡退。1点を追う7回の第3打席では2番手の右腕ライアン・プレスリー投手と対戦し、ここでも外角低めのスライダーに空振り三振と3打席連続で打ち取られる。
1点差ながら苦戦が続くエンゼルスは8回、無死二塁から代打のフランシスコ・アルシア捕手がレフト線へタイムリー二塁打を放ち同点とすると、なおも一、三塁で3番のマイク・トラウトが4番手の右腕ジョー・スミス投手から勝ち越しの第38号3ラン本塁打を放ち4-1と一気に逆転に成功した。
続く大谷は、初球の77.7マイル（約125キロ）のスライダーを弾き返し、相手の右寄りシフトの逆を突くサードへの内野安打。大谷自身これが3試合ぶりの安打となった。その後二、三塁として、4番のアンドレルトン・シモンズ内野手がタイムリー二塁打を放って大谷が生還。この回打者10人の攻撃で一挙5得点を挙げ5-1とした。
しかし、直後の守りでエンゼルスはアストロズの猛攻に遭う。6番手のタイ・バトリー投手がユリ・グリエル内野手にタイムリー安打を浴びると、そこから2者連続タイムリー安打と味方のエラーも重なって一挙5失点。5-6と再逆転を許してしまう。
さらに、マウンドを受け継いだ7番手のブレイク・パーカー投手もアストロズの勢いを止められず、ジョージ・スプリンガー外野手に2点タイムリー安打、続くホセ・アルトゥーベ内野手には第13号2ラン本塁打を浴びてさらに4失点。この回“ビッグイニング返し”の一挙9失点で5-10となった。
エンゼルスは、9回の攻撃は3者凡退に終わり5-10で敗戦。4連敗となった。大谷はこの日4打数1安打1得点で打率を.285としている。一方のアストロズは、アメリカン・リーグ西地区優勝マジックを暫定で「5」とした。