Dバックス・平野、日本人最多74試合登板も3失点 競演のドジャース・前田は2/3回を無失点
2018/09/25
Getty Images
アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が24日(日本時間25日)、本拠地でのロサンゼルス・ドジャース戦で、日本人投手シーズン最多となる74試合目の登板を果たした。2/3回を投げ、3失点だった。チームは4-7で逆転負けを喫した。
平野は3-4の9回、6番手でマウンドに上がった。四球と安打でいきなり無死一、三塁のピンチを招くと、3番アトリーへの2球目のスプリットが暴投となり1失点。さらにアトリーに四球を与え、無死一、二塁からマチャドに適時二塁打を浴びて2点目を失った。5番ピーダーソンを空振り三振に取ったが、1死二、三塁からバーンズへこの日2つ目の暴投の間に三塁走者が生還した。バーンズを見逃し三振に取って、マウンドを降りた。
この日、平野は2/3回27球(ストライク16球)を投げ、2安打3失点2奪三振2四球。防御率2.48とした。シーズン74試合登板は、前回登板で並んだ大塚晶文氏(2004年、サンディエゴ・パドレス)、読売ジャイアンツの上原浩治投手(2013年、ボストン・レッドソックス)の73試合を抜き、日本人歴代1位の記録となった。
ダイヤモンドバックスは、2-2の5回にマルテの適時打でリードを奪った。しかし、7回無死一、二塁でマウンドに上がった4番手ジーグラーがマンシーに同点適時打を浴び、さらに内野ゴロの間に逆転を許した。なんとか追いつきたいダイヤモンドバックスだったが、7回は三者凡退。さらに8回には4番手で登板した前田健太投手に無安打に抑えられた。
前田は、2/3回11球(ストライク7球)を投げ、無安打無失点1奪三振1死球。防御率3.80としている。ナショナル・リーグ西地区首位のドジャースは3連勝で優勝へのマジックナンバーを5とした。