大谷の手術決断、指揮官は地元紙に期待明かす「打撃に集中してくれている」
2018/09/26
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が右肘の靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を決断した。投手復帰は2020年以降、来季は打者としてプレーする見通しだ。地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』は25日(日本時間26日)、マイク・ソーシア監督の見解を伝えている。
6月に右肘の内側側副靱帯の損傷により、故障者リスト(DL)入りした大谷。トミー・ジョン手術は見送り、自身の血小板を用いて回復を目指すPRP(多血小板血漿)注射での治療を行っていた。7月には打者として復帰、投手としては9月に復帰登板を果たしたが、その後の検査で新たな損傷箇所が見つかった。
医師から手術を勧告された大谷は、自身の代名詞「二刀流」にとって最善の決断を迫られていた。そして、25日(同26日)に手術を受けることが発表された。
『ロサンゼルス・タイムズ』によると、大谷が手術を決断したのはここ数日のこと。治療方針は本人と球団のメディカルスタッフに委ねていたというソーシア監督は「大谷は今年投げないということが決まり、何にも邪魔されることなく打撃に集中してくれていると思います」とコメントしている。エンゼルスは今季2試合を残すのみだが、指揮官は大谷の打棒に期待を寄せた。