今オフFAのナショナルズ・ハーパー、争奪戦予想も残留を示唆 「ワシントンを愛している」
2018/09/26
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今オフにフリーエージェント(FA)となるワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパー外野手。26歳の若き大砲の争奪戦が予想されるが、本人は残留を示唆した。米公式サイト『MLB.com』が25日(日本時間26日)、伝えた。
2012年にナショナルズでメジャーデビューしたハーパーは、打率.270、22本塁打、59打点、18盗塁と当時19歳とは思えない成績を残して新人王を獲得。2015年には42本塁打を放ち、22歳の若さで満票MVPを獲得した。
今季は154試合に出場し、打率.246、34本塁打、100打点の成績。オールスターのホームランダービーでは持ち前のパワーを発揮し、優勝を飾った。今オフにFAとなるハーパーに対して、ロサンゼルス・ドジャースやニューヨーク・ヤンキースなどが獲得に動くとうわさされている。
だが、同サイトによると、ハーパーは「他の都市のことも考えるが、やはりワシントンを愛している」「ワシントンのことを話すとき、自分のことのようで浮かれてしまうし幸せなんだ」と話しており、ナショナルズ残留をほのめかす発言を残している。
ナショナルズは今季途中で主力のダニエル・マーフィー内野手やマット・アダムス内野手をトレードで放出し、チームの若返りを図っていた。ハーパー残留ならば、中心選手として今以上に球団を引っ張る存在となるだろう。