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元マーリンズ・フェルナンデスの急逝から2年 チームメイトやファンが哀悼の意

2018/09/26

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 元マイアミ・マーリンズのホセ・フェルナンデス投手が事故で急逝してから、25日(日本時間26日)で2年を迎えた。新人王を獲得し、将来を嘱望された若き投手に対し、選手やファンが哀悼の意を表している。
 
 フェルナンデスはキューバから亡命、2011年にマーリンズにドラフト1巡目で指名された。メジャーデビューした2013年には12勝をあげてナショナル・リーグ新人王を獲得するなど、チームの柱として活躍。翌年には靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたが、2016年には返り咲き、2013年以来2度目のオールスター・ゲームにも選出された。この時24歳という若さから、いずれはメジャーを代表する投手になると期待されていた。
 
 だが、2016年9月25日未明、マイアミ・ビーチで友人らとともに乗っていたボートが岩に衝突。ボートは大破しており、フェルナンデスの死亡が確認された。明るい性格で親しまれた人気選手の訃報にマーリンズファンのみならず、全世界のMLBファンが悲しみに暮れた。
 
 当時マーリンズでフェルナンデスとチームメイトだった選手たちは、事故からちょうど2年がたった25日、SNSなどに追悼のメッセージをしたためている。ディー・ゴードン内野手(現シアトル・マリナーズ)は、弟のようにかわいがっていたフェルナンデスと写った写真などを公開。「9月25日。さみしいよ」と綴っている。ゴードンは、フェルナンデスの追悼試合でシーズン1号となる初回先頭打者本塁打を放ち、号泣しながらダイヤモンドを一周したシーンは今もファンの心に刻まれているだろう。
 
 現ミルウォーキー・ブリュワーズのクリスチャン・イェリッチ外野手もインスタグラムを更新し、「2年が経ったが、まだ昨日のことのようだ。僕も、みんなもまだ悲しんでいるよ」とコメントした。
 
 選手のみならず、多くのファンがインターネット上でメッセージを送っている。
 
 フェルナンデスが生きていれば――。若くしてこの世を去った剛腕を偲ぶ声が途切れることはない。



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