大谷、逆転口火の同点打で4打数1安打 エ軍の勝利に貢献「良い形で得点できた」
2018/09/26
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が25日(日本時間26日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのテキサス・レンジャーズ戦に「4番・指名打者(DH)」で先発出場し、逆転の口火となる同点タイムリーを放つなど4打数1安打1打点でチームの勝利に貢献した。
大谷は、先発右腕のヨバニ・ガヤード投手に対して、初回の第1打席で一直。1点を追う4回の第2打席では、無死二、三塁のチャンスだったが痛烈な当たりの遊ゴロに倒れチャンスを生かせず。
しかし6回、エンゼルスは一、三塁と再びチャンスを迎えると、ここで大谷が2番手の左腕マーティン・ペレス投手に対して中前タイムリー安打を放ち同点に追い付いた。この一打が口火となり、エンゼルスは一挙4得点を挙げ4-1と逆転に成功する。
大谷は、3点のリードの8回に先頭打者として第4打席を迎え、5番手の左腕C.D.ペルハム投手と対戦。カウント2-2から96.6マイル(約155キロ)の速球の前に遊ゴロに倒れチャンスメイクはできなかった。この日の大谷は、4打数1安打1打点1得点で打率は.280としている。エンゼルスは、9回をハンセル・ロブレス投手が無失点に抑え4-1で勝利を収めた。
大谷は試合後、球場内で観衆を前に地元テレビ局『FOX SPORTS』によるヒーローインタビューに応え、6回の4得点について「良い形で得点できた。来年に繋がるように全員勝ちに向かって1イニング1イニング頑張っている」とコメント。今季は地区4位に沈んでいるエンゼルスだが、来季を見据えて前向きな姿勢を示した。