前田健太、同点9回に登板しサヨナラ被弾 首位ドジャースはマジック消滅、2位に0.5差
2018/09/26
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ナショナル・リーグ西地区で優勝マジック「5」としている首位ロサンゼルス・ドジャースと、同3位のアリゾナ・ダイヤモンドバックスが25日(日本時間26日)にダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールドで対戦し、ドジャースの前田健太投手が9回に登板して痛恨のサヨナラ本塁打を浴びた。
試合は、ドジャースが2回にコディ・べリンジャー内野手の第24号ソロ本塁打で先制すると、一方のダイヤモンドバックスは6回にデビッド・ペラルタ外野手の2点タイムリー二塁打で逆転に成功。しかし、直後の7回にドジャースがエンリケ・ヘルナンデス外野手のタイムリー安打で2-2の同点に追い付いた。
ドジャースは直後の守りで1点を勝ち越され、そのまま9回の攻撃を迎えると、ダイヤモンドバックスのクローザーであるブラッド・ボックスバーガー投手から無死三塁のチャンスを作る。そして、代打のクリス・テイラー内野手がセンターへエンタイトル二塁打を放ち土壇場で再び同点とした。
ここから波に乗りたいドジャースは、9回のマウンドへ7番手として前田健太投手を起用。しかし、前田は先頭のエデュアルド・エスコバー内野手に対してフルカウントからの6球目、93.2マイル(約150キロ)の速球を捉えられると、打球はライトスタンドに突き刺さる第23号サヨナラソロ本塁打となってしまった。前田はこの日0/3、6球(ストライク3球)を投げ被安打1(本塁打1)、無四球、奪三振0、失点1で防御率を3.88とした。
ドジャースは3-4で敗れ、マジックナンバーが消滅。この日勝利した同地区2位のコロラド・ロッキーズとの差が0.5ゲームに縮まった。