田中将大、5回途中4失点で6敗目 ワイルドカード先発へアピールできず
2018/09/27
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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が26日(日本時間27日)、敵地でのタンパベイ・レイズ戦に先発登板し、5回途中4失点で6敗目を喫した。チームは7-8で敗れ、ワイルドカードゲームに向け課題が残る結果となった。
味方打線が3点を先制して迎えた1回裏のマウンド。田中は安打と四球で無死一、二塁とされると、ウェンデルに適時打を浴びて1失点。続くファムを三振に取ったが、1死一、二塁からクロンの投ゴロを田中が悪送球し、この間に2点目を失った。さらに死球で1死満塁とピンチは続き、アダメスの内野安打で同点に追いつかれた。その後は、2者連続三振に取った。
2回は三者凡退に抑えたが、3回は先頭ファムに初球甘く入った直球をバックスクリーンに運ばれ、3-4と勝ち越しを許した。以降は立ち直り、後続を断った。4回も打者3人で終わらせた田中だったが、5回は先頭ロウに安打を浴びたところでマウンドを降りた。
田中は4回0/3、80球(ストライク52球)を投げ、6安打4失点4奪三振。防御率3.75とした。
試合は、ヤンキースが5点を追う9回、5連打などで4点を挙げたが、あと一歩及ばず7-8で敗戦した。
ヤンキースは、22日(同23日)にプレーオフ進出が決定。田中は一発勝負のワイルドカードゲームで先発する可能性もあったが、2試合続けて5回を投げ切れない苦しい結果となった。