ヤンキース、Wカード争い2位なら過密日程の可能性 Aロッドが訴える本拠地開催の重要性
2018/09/28
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ニューヨーク・ヤンキースとオークランド・アスレチックスがワイルドカードゲームの本拠地開催権をめぐって激しい戦いを展開している。ヤンキースレジェンドのアレックス・ロドリゲス氏は「何としてもヤンキースは本拠地開催権を獲得するべき」と発言している。26日(日本時間27日)、米メディア『12up』が報じた。
26日(同27日)を終えた時点で、ワイルドカード首位争いは、ヤンキースがアスレチックスに対し1.5ゲーム差のアドバンテージをつけている。しかし、ヤンキースは残り4試合のうち、最後の3連戦を宿敵ボストン・レッドソックスと敵地で戦うこともあり、全く予断を許さない状況だ。
そんな中、解説者として活動中のヤンキースOB、”A-ROD”ことロドリゲス氏は「3000マイル以上(約5000キロ)フライトしたくはないし、コロシアム(アスレチックスの本拠地)でプレーしたくはないものだ。歴史的に見ても、あそこはヤンキースにとって難しい場所なんだ」とコメントし、ワイルドカードをホームで戦う必要性を訴えた。
仮にヤンキースがワイルドカード2位となってしまった場合、30日(同10月1日)にレギュラーシーズン最終戦を終え、中2日空いた10月3日(同4日)西海岸オークランドでワイルドカードを行うことになる。そして、そこで勝利を収めた場合、わずか中1日の5日(同6日)には、アメリカンリーグ東地区王者レッドソックスとの地区シリーズ第1戦(ボストン開催)というハードスケジュールが待ち受けているのだ。
万全のコンディションで地区シリーズを迎えるためにも、ロドリゲス氏の言う通り、ヤンキースは是が非でもニューヨークにとどまる必要がありそうだ。悲願のV奪還へ最後まで気の抜けない戦いが続く。
高橋康光