大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » MLB今季タイトルは誰の手に? 大谷はア・リーグ新人王候補トップ、米メディアが独自予想

MLB今季タイトルは誰の手に? 大谷はア・リーグ新人王候補トップ、米メディアが独自予想

2018/09/28

text By

photo

Getty Images



 米メディア『CBSスポーツ』は27日(日本時間28日)、独自投票による2018年シーズンのMVP(年間最優秀選手)、サイ・ヤング賞(年間最優秀投手)、新人王候補の予想を発表した。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は新人王部門の1位にランクインしている。
 
 各リーグ1人ずつ選出されるMVP。アメリカン・リーグの1位はボストン・レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手となった。ここまで打率.346、32本塁打、80打点、30盗塁と抜群の成績で強力レッドソックス打線をけん引している。2位以下にはロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手らがランクインした。
 
 一方のナショナル・リーグ1位は、ミルウォーキー・ブリュワーズのクリスチャン・イェリッチ外野手。今季2度のサイクルヒットを記録するなど、打率.321、33本塁打、104打点、21盗塁と躍進のシーズンを送っている。シカゴ・カブスのハビア・バイエズ内野手が2位に入った。
 
 サイ・ヤング賞ア・リーグ1位予想はタンパベイ・レイズのブレイク・スネル投手。ここまで21勝で最多勝、防御率1.90と優秀な数字を記録している。わずか1票差で2位につけたのはボストン・レッドソックスのクリス・セール投手だ。12勝と飛びぬけた数字ではないが、投球回158で奪三振237と圧倒的な奪三振率を誇る。3位はヒューストン・アストロズのジャスティン・バーランダー投手となっている。
 
 ナ・リーグ1位に選出されたのはニューヨーク・メッツのジェイコブ・デグロム投手だ。投球回217、防御率1.70、奪三振269と文句ない数字だが、勝ち星が付いてこず、ここまで10勝に留まっている。2位はワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザー投手。18勝をあげ、投球回220と3分の2で奪三振300と素晴らしい数字だが、防御率2.53とデグロムにはやや遅れをとっている。
 
 ア・リーグの新人王部門は3人が候補としてあげられ、大谷は1位に選出された。打率.283、22本塁打、59打点、OPS.930に加え、投手として4勝をあげるなど話題性も評価された。ただ、けがで離脱していた期間が本番の投票でどのように評価されるか、議論の余地は残りそうだ。2位以下にはニューヨーク・ヤンキースのグレイバー・トーレス内野手、ミゲル・アンドゥーハー内野手がランクインしている。
 
 ナ・リーグ新人王候補はアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手、ワシントン・ナショナルズのフアン・ソト外野手の一騎打ち。打率.288、26本塁打、60打点、19盗塁のアクーニャに対し、打率.295、21本塁打、66打点、5盗塁のソト。盗塁でアクーニャにやや分があるが、ソトの19歳という若さが話題を呼んでいる。
 
 レギュラーシーズンも残すところ数日。年間を通じて最高の結果を残し、栄誉に輝くのは誰か。各選手の最後のアピール合戦は続く。



error: Content is protected !!