前田健太、負けられない戦いで1回無失点 ドジャースは接戦制し残り2戦での逆転Vへ望み
2018/09/29
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ナショナル・リーグ西地区2位のロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が28日(日本時間29日)、敵地AT&Tパークでのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦にリリーフ登板し、1回無失点で勝利に貢献した。
ドジャースは1点を追う3回、ジャイアンツ先発のマディソン・バムガーナー投手に対して4番のマニー・マチャド内野手のタイムリー安打で同点に追い付くと、5回には2番のジャスティン・ターナー内野手が第14号2ラン本塁打を放って勝ち越しに成功。
前田は2点リードの8回に5番手として登板し、まず1番のハンター・ペンス外野手をカウント1-0から84.9マイル(約137キロ)のスライダーで捕邪飛に打ち取る。続くジョー・パニック内野手にはカウント2-1から92.5マイル(約149キロ)の速球を左前安打とされたが、3番のエバン・ロンゴリア内野手をカウント2-2から93.2マイル(約150キロ)の速球で遊ゴロ。6-4-3と渡って併殺を完成させ、無失点で切り抜けた。
この日の前田は、1回12球(ストライク7球)を投げ被安打1、無四球、奪三振0、無失点で防御率3.85。今季4ホールド目をマークしている。
ドジャースは、9回をクローザーのケンリー・ジャンセン投手が無失点に抑え、3-1で勝利。この日プレーオフ進出を決めた同地区首位コロラド・ロッキーズとの差を1.0ゲームのまま追っている。ワイルドカードでのプレーオフ進出へマジック「1」としたが、ロッキーズの地区優勝マジックが「2」となる中、残り2試合で逆転できるか注目が集まる。