ブリュワーズ、史上初「タイブレーク」制し7年ぶり地区V イェリッチが先制打含む3安打
2018/10/02
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ナショナル・リーグ中地区で、95勝67敗で同率首位となって162試合を終えたミルウォーキー・ブリュワーズとシカゴ・カブスが1日(日本時間2日)、カブスの本拠地リグレー・フィールドでMLB史上初の「タイブレーク」が行われ、ブリュワーズが接戦を制し7年ぶりの地区優勝を果たした。
レギュラーシーズン「163試合目」となったタイブレークは、ブリュワーズが3回にクリスチャン・イェリッチ外野手のタイムリー安打で1点を先制。一方のカブスは、5回にアンソニー・リゾー内野手の打い25号ソロ本塁打を放って同点に追い付く。
その後、両チーム無得点のイニングが続き、均衡が破られたのは終盤の8回。ブリュワーズは無死二、三塁とチャンスを作ると、1番のロレンゾ・ケイン外野手がカブス4番手のスティーブ・シーシェック投手からタイムリー安打を放って勝ち越しに成功。さらに、ライアン・ブラウン外野手にもタイムリー安打が出てこの回2得点を挙げ、3-1とカブスを引き離した。
投げては、6回途中まで1失点と好投したユーリス・チャシーン投手の後を受けたリリーフ投手がいずれも無失点。最後は8回から登板した2年目左腕のジョシュ・ヘイダー投手が9回も抑えて、ブリュワーズが3-1で勝利。7年ぶり4回目の中地区優勝を果たした。なお、この試合でイェリッチは3安打を放ち打率.326で首位打者を確定させたが、本塁打と打点でリーグ首位に並べず打撃3冠はならなかった。
リーグ勝率1位(.589)となったブリュワーズは、4日(同5)から始まる地区シリーズでワイルドカードゲームで勝ち上がったチームと対戦する。