ツインズ一筋マウアー引退か、イチローと首位争いも…去就が注目されるメジャーリーガーは?
2018/10/02
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今季レギュラーシーズンの全日程を終了したメジャーリーグ。プレーオフの行方、個人タイトル争いと話題に事欠かないが、ベテランたちの去就にも注目が集まっている。
今季限りでの引退が噂される1人がミネソタ・ツインズのジョー・マウアー内野手だ。米公式サイト『MLB.com』は9月30日(日本時間10日1日)のシーズン最終戦について、「マウアーにとってMLB最後のゲームとなったかもしれない」と伝えている。
今季で球団との契約が終了するマウアー。30日はメジャー生活15年を過ごしたツインズでの最後の試合となる本拠地シカゴ・ホワイトソックス戦に「1番・一塁」で先発出場。途中からは5年ぶりに捕手の守備に就き、球場をわかせた。
2001年にMLB全体1でツインズに指名され、捕手として入団。04年にメジャーデビューすると、驚異的な打棒で06、08年に首位打者を獲得。さらに09年はイチローとの首位打者争いを制し、打率.365で3度目の栄冠を手にした。近年は脳震とうの影響などで不調だったが、一塁手としてチームを支えていた。通算成績は1858試合に出場し、打率.306、143本塁打、923打点。
テキサス・レンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手も引退が報じられている1人だ。長打力に加え、三塁の守備でも存在感を放ったベルトレ。1998年にロサンゼルス・ドジャースでメジャーデビューし、自慢の長打力と好守で活躍し続け、昨年は通算3000安打を達成した。米野球殿堂入りもほぼ確実視されおり、通算成績は2933試合に出場し打率.286、477本塁打、1707打点となっている。
この2人以外にも2012年、2014年にサンフランシスコ・ジャイアンツの世界一に貢献したハンター・ペンス外野手も契約終了による引退説が浮上している。メジャーリーグを彩ってきた名選手は今オフをどう迎えるのか。