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MLB個人打撃成績 アは地区V3の2チームが力発揮 ナはロ軍が健闘。イェリッチ「三冠王」ならず

2018/10/02

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イェリッチ、偉業へ届かなかったあと「1」。5年ぶりVのブレーブスは若手とベテランがともに躍動

 ナ・リーグは、中地区を7年ぶりに制したミルウォーキー・ブリュワーズのクリスチャン・イェリッチ外野手が大活躍。史上初のタイブレークとなった今季163試合目で3安打をマークし、打率.326で自身初の首位打者に。さらにイェリッチは、本塁打はトップにあと1本に迫る36本、打点でもトップと1点差の110点。リーグ81年ぶりとなる「三冠王」には惜しくも届かなかった。それでも、マイアミ・マーリンズから移籍1年目で2度のサイクル安打をマークするなどキャリアハイの成績を残し、ポストシーズンでの活躍も期待される。
 
 5年ぶりに東地区優勝を飾ったアトランタ・ブレーブスは、フレディ・フリーマン外野手が安打数1位と打率3位と上位にランクインしたのをはじめ、エンダー・インシアーテ外野手が盗塁5位、2年目のオジー・アルビーズ内野手が得点4位、ニック・マーケイキス外野手が安打数3位に食い込んだ。複数の選手がそれぞれの部門でランクインしており、各選手が適材適所で持ち味を発揮したことが分かる。
 
 ワイルドカードでのポストシーズン進出となった西地区2位のコロラド・ロッキーズだが、個人成績では多くの分野で上位にランクイン。まず、ノーラン・アレナド内野手とトレバー・ストーリー内野手が本塁打数でトップ2を独占。特にアレナドは自身2年ぶり3度目の最多本塁打だ。そして、この2人は打点と長打率でも5位以内にランクしており、強打の打線の中心として貢献した。昨季最多安打と首位打者をマークしたチャーリー・ブラックモン外野手も、182安打を放って安打数4位タイに入っている。

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