ヤンキース、Wカード先発は24歳右腕 指揮官も期待「良いスタートを切れる」
2018/10/03
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ニューヨーク・ヤンキースは2日(日本時間3日)、ワイルドカードゲームの先発投手を発表した。オークランド・アスレチックス(現地3日、ヤンキー・スタジアム)との一発勝負には、ルイス・セベリーノ投手が登板する。
当初、ワイルドカードゲームの先発投手候補には田中将大投手か、今季途中にトロント・ブルージェイズから加入したJ.A.ハップ投手が挙がっていた。
田中は昨季ポストシーズン3試合に登板し、防御率0.90と勝負強さを発揮した実績があり、ハップは移籍後7勝0敗と好調を維持している。だが、球団は2人ではなく、24歳の若き右腕を抜擢した。
160キロ超の直球が武器のセベリーノ。今季は32試合に登板し、19勝8敗、防御率3.39、191回1/3を投げ220奪三振の成績で、最多勝のタイトルまであと2勝だった。
米公式サイト『MLB.com』によると、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「彼は力を余すことなく投げてくれるだろうし、チームは良いスタートをきることができるだろう」とコメントしている。
セベリーノは昨季もミネソタ・ツインズとのワイルドカードゲームで先発投手を務めたが、1/3回を2本塁打、3失点と大乱調だった。ポストシーズンの通算防御率は5.63と大舞台で本来の力を発揮しきれていない。キャリア2度目となるポストシーズンで昨季の雪辱を果たすことができるか。