ドジャース、2戦連続0封で地区S突破王手! カーショウが因縁のPSで圧巻8回無失点の好投
2018/10/06
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これぞ“エース”だカーショウ!ストライク率は驚異の74%超!
ロサンゼルス・ドジャースとアトランタ・ブレーブスによるナショナル・リーグ地区シリーズ第2戦が5日(日本時間6日)、ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで行われ、ドジャースがエースの好投もあり3-0で勝利。リーグ優勝決定シリーズ進出へ王手とした。
第1戦はドジャースが6-0で先勝。第2戦はドジャースが左腕クレイトン・カーショウ投手、ブレーブスが右腕アニバル・サンチェス投手の両先発による投げ合いとなった。
ドジャースは初回、カーショウが無失点で立ち上がると、打線がマニー・マチャド内野手の2ラン本塁打で幸先良く先制に成功した。いきなり援護をもらったカーショウは、2回から4回まで3イニング連続3者凡退。キャリア7勝7敗で防御率4.35と苦しんでいたポストシーズンのうっ憤を晴らすような圧巻の投球を見せる。
5回にヤズマニ・グランダル捕手のソロ本塁打で3-0とリードを広げたドジャース。カーショウも打たせて取る投球がさらに波に乗って、7回まで奪三振はわずか1つ。球数も少なく抑えられたことで8回のマウンドにも登り、この回は一転して6番オジー・アルビーズ内野手から始まるブレーブス打線から2三振を奪いこの日5度目の3者凡退とした。
カーショウは、9回のマウンドに登り投球練習まで行ったが、突如クローザーのケンリー・ジャンセン投手と交代。本拠地のファンの歓声とため息が入り混じる中ベンチに下がり、結局8回85球(ストライク63球)を投げて被安打2、無四球、与死球1、奪三振3、無失点の成績でジャンセンに後を託した。
ジャンセンは、先頭の代打ルーカス・デューダ内野手を一ゴロに打ち取ると、続くロナルド・アクーニャJr.外野手には右前安打とされたものの、2死から最後はフレディ・フリーマン内野手を空振り三振に仕留めて試合終了。ドジャースが3-0で2試合連続完封勝利を収め、リーグ優勝決定シリーズへ王手とした。
この両者の戦いは移動日を1日挟み、7日(同8日)から今度はブレーブスの本拠地アトランタで行われる。