ヤンキース・ヒックスが離脱か 右ハムストリング痛めて途中交代、MRI検査へ
2018/10/06
Getty Images
ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ヒックス外野手が5日(日本時間6日)のボストン・レッドソックスとの地区シリーズ第1戦に「3番・センター」で先発出場。第2打席に右前安打を放ったが、右ハムストリングスの痛みを訴えて途中交代した。MRI検査を受けることが発表されている。
0-5で迎えた4回表、ヤンキースの先頭打者として第2打席を迎えたヒックス。レッドソックスのエース左腕クリス・セール投手とこの日2度目の対決となった。この打席は11球に及ぶ好勝負となり、ヒックスがカウント3-2から91マイル(約146キロ)のストレートを捉え、鋭い打球で右前に運んだ。
ヒックスはゆっくりと一塁に到達した後、右ハムストリングスの痛みを訴え、代走を送られて交代となった。米スポーツサイト『ESPN』によると、試合前の練習時から軽い違和感を覚えていたといい、無念の途中交代となってしまった。試合後のインタビューで「試合に出続けたいという気持ちはあったが、体がダメだと言っていた」と語ったヒックス。MRI検査を受け、結果次第で今後の試合出場の可否が決まる予定だ。
ヒックスは今シーズン137試合に出場し、打率.248ながら27本塁打、79打点の長打力に加え、出塁率.366と選球眼の良さも光った。守備の名手として知られていたが今季は打撃も向上して名門ヤンキースに欠かせない存在となっていた。
地区シリーズの初戦を落としてしまったヤンキース。MLBの長いポストシーズンを戦い抜くために、頼れる外野手の早期復帰は必須だ。