ドジャース、ブレーブス下し3勝1敗で地区S突破! 前田健太が今PS初登板で1回無失点
2018/10/09
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1度は逆転許すも再逆転、終盤に突き放す
ロサンゼルス・ドジャースとアトランタ・ブレーブスによるナショナル・リーグ地区シリーズ第4戦が8日(日本時間9日)、ブレーブスの本拠地サントラスト・パークで行われ、ドジャースが6-2で勝利し3勝1敗でシリーズ突破を果たした。ドジャースの前田健太投手はリリーフで1回無失点に抑え勝利に貢献している。
ドジャースの2勝1敗で迎えた第4戦、試合は初回から動く。ドジャースはブレーブス先発のマイケル・フォルティネビッチ投手に対し、4番のマニー・マチャド内野手のタイムリー二塁打で1点を先制。
一方のブレーブスは、ドジャース先発の左腕リッチ・ヒル投手から再三チャンスを作るも序盤3回まで無得点。しかし、4回に2死二、三塁から代打のカート・スズキ捕手が左前へ2点タイムリー安打を放って2-1と逆転に成功する。
5回は両チーム無得点。そして、迎えた6回にドジャースがブレーブス2番手のジョニー・ベンタース投手を攻め立て2死二、三塁とし、こちらも代打のデビッド・フリース内野手が中前へ2点タイムリー安打を放って3-2と再逆転した。
ドジャースは続く7回にもマチャドがレフトスタンドへ3ラン本塁打を放ち、終盤にきて6-2と一気に突き放す。投げては、5回以降ヒルとライアン・マドソン投手、ペドロ・バイエズ投手、ケイレブ・ファーガソン投手が7回まで無失点。ブレーブスに反撃を許さない。
そして8回、ドジャースは前田が5番手として今ポストシーズン初登板。前田は、まず先頭の5番ヨハン・カマーゴ内野手に対し86.5マイル(約139キロ)のチェンジアップで空振り三振に仕留めると、続くタイラー・フラワーズ捕手もチェンジアップで三ゴロ。難なく2アウトを取る。
しかし、エンダー・インシアーテ外野手に91.7マイル(約148キロ)の速球を中前安打、チャーリー・カルバーソン内野手も速球を右前へ弾き返され一、三塁とピンチを背負うと、ここで打席に代打のルーカス・デューダ内野手を迎え、フルカウントから最後は6球目の93マイル(約150キロ)の速球で中飛に打ち取り3アウト。前田は1回23球(ストライク14球)を投げ被安打2、無四球、奪三振1、無失点の成績でリリーフの務めを果たした。
ドジャースは、9回をクローザーのケンリー・ジャンセン投手が3者凡退に抑えて6-2で勝利。シリーズ3勝1敗で突破し、3年連続13回目となるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。12日(同13日)から7回戦制で行われるリーグ優勝決定シリーズでは、ミルウォーキー・ブリュワーズと対戦する。