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ツインズ期待の“若き大砲”サノー、母国で交通事故 警察官が足骨折などのけが

2018/10/10

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 ミネソタ・ツインズの若き大砲ミゲル・サノー内野手が休暇中に母国ドミニカ共和国で交通事故を起こし、警察官にけがを負わせたようだ。8日(日本時間9日)、同国紙『ディアリオ・リブレ』が報じている。
 
 事故は現地7日の深夜、サノーが地元サンペドロ・デ・マコリス市内のディスコから車で去ろうとした際に発生した。車にはナンバープレートが付いておらず、警備していた警察官が質問しようとしたところ、サノーが車を急発進させた。このとき、警察官は足の骨を折るなどのけがを負った。
 
 現地当局は事故について、サノーがギアをバックに入れた際に起きたものということで、故意ではなかったとしている。事故当時、サノーは免許証不携帯だったことも明らかになった。事故後は、現場でけがをした警察官の手当てを行っていたという。
 
 サノーは警察に連行されたが、数時間後には再出頭を条件に保釈。今回の件でサノーが告訴されることはなく、罰金、被害者への治療費の負担、賠償金の支払いが科されるだろうということだ。
 
 25歳のサノーは今季メジャー4年目を迎えた。昨季は、オールスターゲームにも選出され、28本塁打を放つなど、順調にスターへの階段を上り始めていた。だが、今季は打率.199、13本塁打と大きく期待を裏切っていた。
 
 ドミニカ共和国では、2014年にオスカー・タベラス外野手(当時セントルイス・カージナルス)、17年にはヨーダノ・ベンチュラ投手(当時カンザスシティ・ロイヤルズ)という将来を嘱望されていた若手選手が、それぞれオフシーズンに交通事故で命を落としている。サノーは加害者という形でニュースになってしまったが、ファンのためにもオフシーズン中に悲しいニュースは届けてもらいたくないものだ。
 
 
高橋康光



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