ヤンキースファンが悪態!相手クローザーに缶ビールを… 米メディアが批判「重傷の可能性も」
2018/10/10
Getty Images
ヤンキースは追い上げ実らず1勝3敗でシリーズ敗退
ニューヨーク・ヤンキースは9日(日本時間10日)、本拠地ヤンキー・スタジアムで行われたボストン・レッドソックスとのアメリカン・リーグ地区シリーズ第4戦に敗れ、シリーズ1勝3敗となって敗退。9回には観客がレッドソックスのクローザー、クレイグ・キンブレル投手にビールが入った缶を投げつけるハプニングがあった。
ヤンキースが1-4と3点を追う9回、逆転を期待するファンの声援が球場内に響き渡る中でハプニングは起こった。
レッドソックスのクローザー、クレイグ・キンブレル投手が外野スタンド前の投球練習場からグラウンドへ出ていく際、観客席からビールの入った缶が投げ込まれた。米紙『USA TODAY』電子版によると、「ヤンキースファンが投げた缶はキンブレルのわずか数フィートの所に落ち、幸いキンブレルには当たらなかったが、もし当たっていれば重症を負う可能性もあった」と報じている。
この様子は、米サイト『Yahoo sports』がツイッターで動画を紹介しているが、『USA TODAY』では「1週間前には、ヤンキー・スタジアムで行われたオークランド・アスレチックスとのア・リーグのワイルドカードゲームでも、ヤンキースファンがアスレチックスファンにビールを投げつけた」といい、ヤンキースファンの悪態に対して「ばかげている」と批判。
ヤンキースは結局追い上げも実らず3-4で敗戦。シリーズ1勝3敗で敗退を喫した。グラウンド内外で後味の悪い結果となり、同サイトは最後に「ヤンキースファンよ、より良くあれ」と綴り、メジャーリーグを代表する名門チームのファンに対してモラルの向上を呼び掛けた。