ナ・リーグ優勝決定S目前、注目の初戦はドジャース・カーショウ、ブリュワーズ・ゴンザレスの左腕対決
2018/10/12
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ナショナル・リーグ優勝決定シリーズが13日(日本時間14日)に開幕する。第1戦先発はロサンゼルス・ドジャース(西地区)がクレイトン・カーショウ投手、ミルウォーキー・ブリュワーズ(中地区)がジオ・ゴンザレス投手と発表されている。米公式サイト『MLB.com』は11日(同12日)、決戦を控えた両先発の記者会見の様子を伝えている。
6年連続でナ・リーグ西地区優勝を果たし、地区シリーズも3年連続で勝ち抜いたドジャース。初戦は左腕エースのカーショウ投手がマウンドに上がる。地区シリーズでは、アトランタ・ブレーブス相手に8回無失点と好投し、中6日の万全の状態で第1戦に臨む。
同サイトによると、カーショウは「ブリュワーズは素晴らしい右打者を並べてくるだろうし、左打者にもクリスチャン・イェリッチをはじめ、良い打者が名を連ねる」とブリュワーズ打線の印象を語った。その上で、「これまでと自分がすることは変わらない」と平常心を強調。経験豊富なエースの余裕を見せた。
ブリュワーズはレギュラーシーズン最終盤からコロラド・ロッキーズとの地区シリーズまで11連勝と勢いに乗っている。初戦はメジャー11年目、今季10勝のゴンザレスが先発する。
ゴンザレスは「どんな起用法でも、何イニングでも投げるつもりだ。この素晴らしいチームで最高の結果を残すための一員として活躍したい」とコメントしている。
今季、レギュラーシーズンでの両チーム直接対決は7回。5勝2敗でドジャースに分があるが、いずれも得点は僅差の勝負となっている。今季ナ・リーグの頂点を決める戦いは熱戦必至だろう。