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ブリュワーズ「雰囲気変わった」救援投手の同点弾 追撃かわし36年ぶりWS進出へまず1勝

2018/10/13

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 ミルウォーキー・ブリュワーズが12日(日本時間13日)、本拠地ミラー・パークでのナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第1戦でロサンゼルス・ドジャースに6-5で勝利。終盤に追い上げられたが、大事な初戦を取りワールドシリーズ進出へ一歩前進した。
 
 ブリュワーズは、1点を追う3回にドジャース先発のクレイトン・カーショウ投手から2番手投手のブランドン・ウッドラフがセンターへソロ本塁打を放ち同点。さらに犠飛で逆転に成功した。
 
 続く4回にも無死二、三塁とカーショウを攻めると、ここで代打のドミンゴ・サンタナ外野手に2点タイムリー安打が飛び出しカーショウを降板に追い込む。さらに、この後ライアン・ブラウン外野手がタイムリー安打を放って5-1とドジャースを突き放した。
 
 7回にヘスス・アギラ内野手のソロ本塁打で5点差としたブリュワーズだったが、ここまで無失点リレーを繋いでいたリリーフ陣が8回に崩れる。4番手のゼイビア・セデーニョ投手、5番手のホアキム・ソリア投手が揃って打たれて2死満塁のピンチを作ると、6番手のジェレミー・ジェフレス投手がマニー・マチャド内野手とマット・ケンプ外野手にタイムリー安打を浴びて6-4と2点差まで追い上げられた。
 
 そして、9回は今季16セーブを挙げているコーリー・クネイベル投手が2死一塁からクリス・テイラー内野手にタイムリー三塁打を放ち1点差。それでも、最後はジャスティン・ターナー内野手を空振り三振に仕留めて6-5で何とか逃げ切った。
 
 米スポーツサイト『ESPN』によると、ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「間違いなく雰囲気を変えたね」とウッドラフの同点ソロを振り返り、打った本人も「カーショウから打てるなんて夢のようだよ」と喜びを勝った。
 
 また、米公式サイト『MLB.com』では、ウッドラフについて「ポストシーズンで本塁打を放った史上22人目の投手」と紹介。さらに「投手による左腕からの本塁打は、1984年にリック・サトクリフ氏が記録して以来」と34年ぶりの快挙であることを報じた。
 
 7回戦制(4勝した方が突破)のリーグ優勝決定シリーズで、本拠地で大事な初戦を取ったブリュワーズ。終盤にドジャースの猛追を受けたが、大声援を背にアメリカン・リーグ東地区に所属していた1982年以来36年ぶりとなるワールドシリーズ進出へ向けて一歩前進した。



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