ドジャース主砲ターナー、値千金の逆転2ランで連敗阻止「喜ぶ仲間の姿は最高」
2018/10/14
Getty Images
ロサンゼルス・ドジャースのジャスティン・ターナーが13日(日本時間14日)、ミルウォーキー・ブリュワーズとのナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第2戦の8回に逆転2ラン本塁打を放ち、チームを勝利に導いた。米スポーツサイト『ESPN』では、試合後のターナーのコメントを報じている。
「最後のアウトが残っている限り、試合は終わっていない」と前日の悔しさが感じられるコメントだった。ターナーは前日に行われた第1戦、1点ビハインドで迎えた9回2死三塁のチャンスで打席が回ってくるも空振り三振に倒れ、チームは大事な初戦を落とした。
その中で迎えた第2戦。ドジャースにとっては、ホーム3連戦を前に連敗は何としても避けたい状況だった。2-3で迎えた8回、無死一塁で打席に入ったターナーは、チームの危機を救う値千金の逆転2ラン本塁打。ドジャースはそのまま4-3で勝利を収めた。
試合後、ターナーは「昨日は私のキャリアの中で、屈辱的で最悪な試合だった」とまず4三振を含む5打数無安打に終わった第1戦を振り返り、その上でこの日の逆転弾について「本塁打と確信してグラウンドを回っている時、飛び跳ねて喜びながら騒ぐ仲間の姿は最高だった」とコメント。
ターナーにとってはプレーオフ通算7本目の本塁打。また、自身が持つポストシーズン通算打点の球団記録を「29」に更新した。敵地で貴重な1勝を手にしたチームはシリーズ成績を1勝1敗とし、15日(同16日)の第3戦は本拠地ドジャー・スタジアムに戻って行われる。