アストロズ、2年連続WS進出へ好発進 決勝打のコレア「重要なのは自信を得たこと」
2018/10/14
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昨季王者のヒューストン・アストロズが13日(日本時間14日)、敵地フェンウェイ・パークで行われたレッドソックスとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に7-2で勝利。2年連続ワールドシリーズ進出へ好スタートを切った。
アストロズは2回、レッドソックス先発のクリス・セール投手から計3つの四死球をもらい2死満塁とすると、1番のジョージ・スプリンガー外野手がチーム初安打となるレフトへタイムリー安打を放ち2点を先制する。
アストロズ先発のジャスティン・バーランダー投手は、強力レッドソックス打線に2回以降3イニング連続3者凡退に抑えるなど好投。しかし、5回に突如制球を乱して1死満塁のピンチを招き、押し出し四球と暴投と「一人相撲」で2失点。同点とされた。
それでも、アストロズは直後の6回にカルロス・コレア内野手のタイムリー安打で勝ち越しに成功すると、1点差のまま迎えた9回にはジョシュ・レディック外野手のソロ、ユリ・グリエル内野手の3ランと2本の本塁打で4点を挙げ、7-2と突き放し勝利を収めた。
米サイト『CBS Sports』によると、勝ち越し打を放ったコレアは試合後「クリーブランドでの(地区)シリーズ以来の素晴らしい気分だよ」と話し、「負傷した腰はDL(故障者リスト)から戻って以降最高の状態。レッドソックスの勢いを止めることができた。とても巨大なものだったが、最も重要なのは自信を得られたことだよ」と次戦へ向けての抱負を語った。
また、アストロズのA.J.ヒンチ監督も「良い試合だったね」とコメント。コレアについては「重要な打席をこなしてくれた。それまで2四球を選んでいたが、(7回は)2死からよくタイムリー安打を打ってくれた」と決勝打を称えている。
シリーズ初戦、しかも敵地で貴重な1勝を手にしたアストロズ。2年連続ワールドシリーズ進出へ向けて好スタートを切ったが、あすの第2戦では今季15勝を挙げ地区シリーズでも7回1失点と好投したゲリット・コール投手の先発で連勝を狙う。