RソックスOBのオルティス氏、ブラッドリーの満塁弾に大興奮! 英雄“ビッグ・パピ”健在
2018/10/17
Getty Images
元ボストン・レッドソックスの内野手、デビッド・オルティス氏が16日(日本時間17日)、米メディア『FOX Sports』のアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第3戦の中継に解説者として出演。8回にレッドソックスのジャッキー・ブラッドリーJr.外野手が放った満塁本塁打へのリアクションが話題を呼んでいる。
4-2とレッドソックスが2点リードで迎えた8回表、打席にはブラッドリー。アストロズのロベルト・オスーナ投手の投じた94マイル(約151キロ)の速球をライトスタンドに叩き込み、満塁本塁打で試合を決定づけた。
この劇的な一発に、スタジオで観戦していたオルティス氏は大興奮。声を張り上げて大喜びした。さらに我慢できずに立ち上がり、同じくスタジオで試合を見守っていた元シカゴ・ホワイトソックスの殿堂入り選手フランク・トーマス氏に後ろからハグ。強面の風貌で知られるオルティス氏の無邪気なリアクションに、スタジオは笑い声でいっぱいになり、和やかな空気が流れた。
オルティス氏はキャリア7年目の2003年からレッドソックスに在籍し、20年目で引退するまで主砲として活躍。そのキャラクターも愛され、「ビッグ・パピ(大きなお父さん)」の愛称で親しまれた。最後のシーズンとなった2016年に127打点を挙げてアメリカン・リーグ打点王を獲得するなど、惜しまれながらの引退だった。
英雄的存在のオルティス氏がブラッドリーの本塁打に大喜びしてみせた場面を米公式サイト『MLB.com』内の動画集『CUT4』は「ボストン史上最強スラッガーの1人から送られた、素晴らしい祝福」と表現。スポーツ報道史上に残る名場面となりそうだ。