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アストロズ・アルトゥーベ、右膝の痛み抱え出場 7月にDL入り、指揮官「ポストシーズンでなければプレーさせていない」

2018/10/19

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Getty Images



 アメリカン・リーグ優勝決定シリーズで3敗を喫し、窮地に立たされているヒューストン・アストロズ。ワールドシリーズ進出へ向け、後がなくなったチームを鼓舞する存在がホセ・アルトゥーベ内野手だ。右膝の痛みと戦いながらもポストシーズンでプレーしているという。米公式サイト『MLB.com』が18日(日本時間19日)、伝えた。
 
 アルトゥーベは7月末、右膝の張りを訴え自身初の故障者リスト(DL)入り。チームに合流後も後半戦は膝の痛みを抱えながら出場を続けていた。
 
 同サイトによると、A.J.ヒンチ監督は第5戦を前にアルトゥーベについて「ポストシーズンでなければ、彼をラインアップに入れていないだろう」とコメント。右膝の状態は、DL入りする可能性もある状況とも説明したが、「彼は強い気持ちで毎日準備をして、持っている力を発揮してくれている」と敬意を表した。
 
 アルトゥーベは今季打率.317、13本塁打、61打点の成績。中軸打者としてチームを支えていたが、7月のDLで戦線を離脱し、出場試合数は昨季の153試合から137試合に減少。体調面では決して順調なシーズンではなかった。
 
 だが、ポストシーズンに入ってもプレーし続け、17日(同18日)のボストン・レッドソックスとのリーグ優勝シリーズ第4戦ではライトへあわや本塁打の打球を放つなど活躍をみせていた。
 
 レッドソックスとの対戦成績を1勝3敗としているアストロズ。昨季ワールドシリーズ覇者はまさに崖っぷちだ。けがを抱えながらも出場するアルトゥーベのプレーにチームが奮起し、2年連続世界一に向けて巻き返しなるか。



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