ブリュワーズ、36年ぶりWS進出へあと1勝 本拠地勝率は今季.630「あすまで待てない」
2018/10/20
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ミルウォーキー・ブリュワーズが19日(日本時間20日)、本拠地ミラー・パークでのナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第6戦でロサンゼルス・ドジャースに勝利し、シリーズ3勝3敗のタイとして36年ぶりのワールドシリーズ進出へ逆王手とした。
ブリュワーズは1点を追う初回の攻撃で、ドジャース先発の柳賢振投手に対してヘスス・アギラ内野手が2点タイムリー二塁打を放ちすぐさま逆転に成功すると、さらに連続タイムリー安打と打線が繋がり一気に4得点。4-1とリードを広げる。
その後、両チーム1点ずつを取り合い迎えた7回、ブリュワーズはドジャース6番手の前田健太投手の暴投で追加点。8回にもアギラのこの日3安打目となるタイムリー安打が飛び出し7-2と試合を決定づけた。
ブリュワーズはリリーフ陣も奮闘し、投打が噛み合い7-2で勝利。敵地で3敗目を喫し崖っぷちで迎えた第6戦だったが、本拠地に戻ると同時に調子を取り戻してシリーズ3勝3敗のタイ。ワールドシリーズ進出へ逆王手とした。
米公式サイト『MLB.com』によると、逆転打を含む3安打3打点と大活躍したアギラは試合後「あす(第7戦)まで待てないよ。素晴らしい日になると思うし、それを信じている」と意気込み。
また、2回に5点目のタイムリー安打を放ったライアン・ブラウン外野手は「初回にデビッド・フリースに本塁打を浴びたが、できるだけ早く点を返すことが非常に重要だった。初回の4得点は励みになったよ」と話しながら、流れに乗って第7戦に臨むとコメントした。
今季レギュラーシーズンで本拠地の勝率が.630と高いブリュワーズ。あすの最終第7戦でも本拠地の熱狂的なファンの声援を背に、1982年以来36年ぶりのワールドシリーズ進出を目指す。