リーグ連覇決めたカーショウ、抑え起用にも冷静 初のボストン登板へ「雰囲気分かっている」
2018/10/21
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ロサンゼルス・ドジャースが20日(日本時間21日)、敵地ミラー・パークで行われたミルウォーキー・ブリュワーズとのナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第7戦に勝利し、2年連続23回目のワールドシリーズ進出を決めた。
ドジャースは1点を追う2回、コディ・べリンジャー内野手がユーリス・チャシーン投手から2ラン本塁打を放ち逆転。そして6回にはヤシエル・プイーグ外野手の3ラン本塁打で5-1と突き放した。
投げては、ビューラーが5回途中1失点と試合を作り、リリーフ陣も8回まで無失点リレーを繋ぎ、9回は本来先発投手でエースのクレイトン・カーショウ投手が3者凡退に抑えて5-1で勝利。2年連続23回目のナ・リーグ優勝を果たした。ドジャースのリーグ連覇は1977年から1978年にかけて達成して以来球団史上40年ぶりの快挙。
米スポーツ放送局『FOX Sports』によると、カーショウは試合後「ジャンセンは長いイニングを投げないと思ったので、もしかしたら自分が投げるかもしれないと予想は付いていた」と“クローザー”としての登板にも冷静なコメント。また、2年連続でのワールドシリーズ進出については「信じられない。かなり順位の低いところから上がってきたので、素晴らしいチームだと思う」とレギュラーシーズンで苦戦した時期を含めてここまでの戦いぶりを振り返った。
カーショウは、ワールドシリーズで戦うアメリカン・リーグの覇者ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークでは過去登板なし。しかし、「どんな雰囲気になるか分かっているし、準備していきたい」とエース左腕は昨季逃した世界一の称号へ向けて気を引き締めていた。