あすWS第2戦、Rソックスは前回好投の左腕プライスが先発「野球への情熱は変わっていない」
2018/10/24
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ボストン・レッドソックスは23日(日本時間24日)、ロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第1戦に8-4で快勝した。シリーズ通算1勝0敗で迎える24日(同25日)の第2戦、レッドソックスの先発登板予定はデビッド・プライス投手だ。米メディア『CBS Boston』が23日(同24日)、登板に向け調整中のプライスのコメントを伝えた。
初戦は11安打8得点とレッドソックス打線が機能。投手陣も先発のクリス・セール投手が本調子でない中、計7人の投手リレーでドジャース打線を封じ、8-4で勝利した。
レッドソックスは連勝を目指す第2戦のマウンドに、左腕デービッド・プライス投手を送る予定だ。プライスは今季16勝7敗、防御率3.58、奪三振177と好成績を挙げ、レッドソックス投手陣の核として活躍した好投手だ。
プライスは6日(同7日)、ニューヨーク・ヤンキースとの地区シリーズ第2戦に先発。2回途中3失点と打ち込まれ敗戦投手となった。続くヒューストン・アストロズとのリーグ優勝決定シリーズでも14日(同15日)の第2戦に先発したが、ここでも5回途中4失点と先発の役割を果たせなかった。
レッドソックスが3勝1敗とリードして迎えた、18日(同19日)のアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第5戦。プライスにとっては今シリーズ2度目の登板となったこの日、プライスは別人のような好投を見せた。6回を投げて被安打3、奪三振9で無失点とほぼ完ぺきな内容で、強力アストロズ打線を圧倒。試合は4-1でレッドソックスが勝利し、ワールドシリーズ進出を決めた。
この登板から中5日を空け、万全の状態で臨むワールドシリーズ第2戦。プライスはインタビューに答え、「ポストシーズンではこれまでたくさん苦い経験をしたが、僕の野球への情熱は2歳の頃から何も変わっていない。次の登板も楽しみにしている」と語った。
前回登板で勝利投手となり、「肩の荷が下りた」と語るプライスは、再び好投してチームを勝利に導けるか。本拠地での連勝を目指すレッドソックスの命運は左腕に託される。