PS絶好調のレ軍ベニンテンディ、WSの1試合4安打は球団史上3人目 「勝てたことが嬉しい」
2018/10/24
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ボストン・レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディ外野手が23日(日本時間24日)に行われたロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第1戦で1試合4安打を記録し、ワールドシリーズでの球団記録に並んだ。米メディア『MASSLIVE』が24日、伝えた。
ポストシーズンで活躍をみせているベニンテンディが、新たに記録を打ち立てた。ベニンテンディはこの日、「2番・レフト」で先発出場。1回に相手先発クレイトン・カーショウ投手から先制の右前タイムリー安打を放つと、ここから勢いをつけ左前安打、左前安打、左二塁打と1試合4安打を記録した。
同メディアによるとレッドソックスの打者がワールドシリーズで1試合4安打を記録したのはベニンテンディで球団史上3人目。2007年にジャコビー・エルズベリー外野手(現ニューヨーク・ヤンキース)がコロラド・ロッキーズとの第3戦目で記録して以来の快挙となった。
この快挙についてベニンテンディは「正直なところ、気にかけていない。チームで勝てたことがただ嬉しい」と述べ、あくまで勝ちにこだわる姿勢をみせていた。
また、「ムーキー・ベッツが塁に出て投手にプレッシャーをかけ、さらに僕の後ろにスティーブ・ピアースとJ.D.マルティネスが控えていてくれた。それで楽に打つことができた」とコメントし、チームメイトを労った。
ベニンテンディは17日(同18日)のヒュートン・アストロズとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第4戦でも9回2死満塁の場面、ダイビングキャッチでアウトを獲り、不振に陥っていた抑えのクレイグ・キンブレル投手を救うスーパープレーをみせるなど今ポストシーズンでは攻守で活躍をみせている。24歳のベニンテンディがこれからもチームを救う機会は多そうだ。