ドジャース、WS第2戦の先発は韓国人左腕・柳賢振 ここ2戦は不調も「集中できている」
2018/10/24
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ロサンゼルス・ドジャースは23日(日本時間24日)、ボストン・レッドソックスとのワールドシリーズ第1戦に4-8で敗戦。エース左腕クレイトン・カーショウ投手で初戦を落とす痛い展開となってしまった。あす第2戦の先発を任されるのは韓国人左腕の柳賢振投手。登板に向けて意気込みを語ったインタビューの内容を公式サイト『MLB.com』が伝えている。
エース左腕のカーショウは第1戦、5回途中5失点と不甲斐ない結果となった。打線もレッドソックス投手陣をとらえきれず、8安打を放ちながら4得点にとどまった。4-8で初戦を落としてしまったドジャースは、1勝1敗のタイに持ち込んで本拠地に戻りたいところだ。
重要な第2戦の先発を任される柳は今季15試合に登板し、7勝3敗で防御率1.97を記録。左股関節の筋断裂で3か月の長期離脱を強いられたが、後半戦に復帰後は安定した投球で好成績を残した。
今季のポストシーズンは10月4日(同5日)のアトランタ・ブレーブスとの地区シリーズ第1戦に先発。7回無失点で勝利投手となった。続くミルウォーキー・ブリュワーズとのナショナル・リーグ優勝決定シリーズでは13日(同14日)の第2戦に先発するも、5回途中2失点で降板しドジャースは敗れた。19日(同20日)の同シリーズ第6戦にも先発したが、3回5失点で敗戦投手となっている。
直近2試合は不本意な投球が続いている柳。23日(同24日)にはインタビューに答え、ワールドシリーズ第2戦に向けた意気込みを語った。ブリュワーズ戦について振り返り、コントロールの改善を目標に掲げた。その上で「前回の悪い投球を引きずることなく、今この瞬間に集中できている。ワールドシリーズでの登板はずっと良い内容になるだろう」と語った。
ドジャースは初戦、登板した5投手のうち4人が失点した。柳は不安定なドジャース投手陣の希望の光となれるか。注目の第2戦は24日(同25日)、レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークで行われる。