前田健太、今WS初登板で2/3回を無失点 ドジャースは一時リードも逆転負けで連敗
2018/10/25
Getty Images
前日4安打の好調ベニンテンディを三振に仕留める
ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が24日(日本時間25日)、敵地フェンウェイ・パークで行われたボストン・レッドソックスとのワールドシリーズ第2戦にリリーフ登板し2/3回を無失点に抑えた。
ドジャースは、2回に先制を許すも4回にヤシエル・プイーグ外野手のタイムリー安打などで2-1と逆転。しかし、直後の5回に2番手のライアン・マドソン投手が押し出し四球を与え同点とされると、さらにJ.D.マルティネス外野手に2点タイムリー安打を浴びて2-4と勝ち越された。
2点を追う7回には前田が4番手として登板。このシリーズ初登板となった前田は、先頭の9番クリスチャン・バスケス捕手を93.7マイル(約151キロ)の速球で二ゴロに打ち取ると、1番のムーキー・ベッツ外野手には86.6マイル(約139キロ)のスライダーをレフトへの二塁打とされたが、続くアンドリュー・ベニンテンディ外野手を85.5マイル(約138キロ)のチェンジアップで空振り三振に仕留めて2アウトを取った。
前田はここで降板し、後を受けたスコット・アレクサンダー投手が代打のミッチ・モアランド内野手を空振り三振に打ち取ってイニングを終えた。この日の前田は2/3回、14球(ストライク8球)を投げて被安打1、無四球、奪三振1、無失点と好投したが、ドジャース打線がレッドソックスのリリーフ陣を最後まで打ち崩せず2-4のまま敗れた。
2連敗となり苦境に立たされたドジャースは、1日移動日を挟んで26日(同27日)に今度は本拠地ドジャー・スタジアムで第3戦を戦う。ドジャースとしては本拠地ファンの声援を背にこの3連戦で優位に立ちたいところだ。