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メジャーGG賞の最終候補が発表、今季108勝のRソックスから5人が選出

2018/10/26

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 メジャーリーグの今季ゴールドグラブ賞の最終候補者が発表され、アメリカン・リーグではボストン・レッドソックスの5選手が名を連ねた。米公式サイト『MLB.com』が25日(日本時間26日)、報じた。
 
 その年の守備に卓越した選手が両リーグから各ポジション選出されるゴールドグラブ賞。レッドソックスからはムーキー・ベッツ、ジャッキー・ブラッドリーJr.、アンドリュー・ベニンテンディの外野手3人とミッチ・モアランド一塁手、イアン・キンズラー二塁手が最終候補入り。
 
 今季30球団最多の108勝を挙げ、順当にワールドシリーズ進出を決めたレッドソックス。強力打線もさることながら、圧倒的な強さの要因の一つに高い守備力、特に“鉄壁の外野陣”の存在が挙げられるだろう。
 
 右翼手部門で候補者に選ばれたベッツは、守備防御点(DRS、各ポジションの平均と比較し、どれだけ失点を防いだかを示す指標)は20を記録。これまで2年連続でゴールドグラブ賞を獲得しており、今季も脚力を生かした広い守備範囲でアウトを量産した。
 
 強肩で守備範囲が広いブラッドリーJr.は中堅手部門の最終候補。6月19日(同20日)のミネソタ・ツインズ戦ではホームへ166キロの送球をみせるなど、随所で失点を防いでいた。
 
 ベニンテンディは左翼手で最終候補に残った。17日(同18日)のヒューストン・アストロズとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第4戦目では2点をリードした9回裏の守備で、2死満塁のピンチをダイビングキャッチで切り抜け、チームを救うスーパープレーを見せた。
 
 ワールドシリーズを連勝でスタートし、大舞台でも好調を維持するレッドソックス。守備でもまだまだ驚異的なプレーを見せてくれるだろう。



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