MLB秋季Lオールスターで衝撃! 1A+の22歳右腕が計測した166キロを…3A選手がHRに
2018/11/04
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最もスタンドから声援を受けていたゲレーロJr.は二塁打
この日もっともスタンドから大きな声援を受けていたのは、西軍の3番サードで先発出場したブラディミール・ゲレーロJr.内野手(トロント・ブルージェイズ傘下3A)だ。2018年のレギュラーシーズンで打率.381を残した、同名の殿堂入り選手を父に持つ右の強打者ゲレーロは、このアリゾナ州秋季リーグ前半戦でも打率.429と驚異的な活躍を見せていた。この日のゲレーロは4打数1安打。第3打席に弾丸ライナーでレフトフェンスを直撃するツーベースを放って、ファンの期待に応えた。
日系選手のケストン・ヒウラ内野手(ミルウォーキー・ブリュワーズ傘下2A)はゲレーロの前の打順、西軍の2番セカンドで先発出場し2打数0安打で交代。同じく日系選手のボー・タカハシ投手(ダイヤモンド・バックス傘下2A)もオールスターに選出されていたが、前日の試合で登板していたためこの日は登板機会なし。オールスター戦は7-6で西軍が東軍を下している。
多くの若手有望株がしのぎを削るマイナーリーグで、メジャーリーグに負けず劣らずの能力を発揮している選手たち。その彼らが集まった「秋のオールスターゲーム」は、改めて未来のメジャーリーグを明るく照らすものとなった。