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前田健太、来季は先発ローテ復帰へ ド軍編成責任者が期待「勝つためにできること全てやる」

2018/11/17

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 ロサンゼルス・ドジャースの編成最高責任者であるアンドリュー・フリードマン氏が、前田健太投手について来季を先発ローテーションの1人として考えていることを明かした。16日、米メディア「ドジャー・ブルー」が報じた。
 
 ドジャースは、今オフにエースのクレイトン・カーショウ投手と新たに3年契約を結び、柳賢振投手はクオリファイングオファー(QO)を受諾したことで残留が決定している。
 
 その他の先発陣は、ウォーカー・ビューラー投手、リッチ・ヒル投手、ロス・ストリップリング投手、アレックス・ウッド投手がおり、ポストシーズンでリリーフに回ったフリオ・ウリアス投手も先発としての役割が期待されている。
 
 そして、ウリアスと同様にポストシーズンでリリーフを任されていた前田も先発投手として考えられている。前田は今季、クローザーのケンリー・ジャンセンが心臓の不整脈を再発した後からポストシーズンまでブルペンに回り役割を全う。2年連続のワールドシリーズ進出に大きく貢献した。
 
 それでも、フリードマン氏は前田について「我々は来年、彼が(先発ローテーションの)5人のうちの1人になると見込んでいる」とコメント。「5日ごとにマウンドに送り、勝つためにできることを全てやっていきたい」として、再び先発投手としての活躍に期待を込めている。
 
 前田は、今季は先発として6勝7敗、防御率3.85。107回2/3を投げて与四球40、被本塁打11、奪三振127、失点46の成績を残している。特に、5月のマイアミ・マーリンズ戦では8回無失点、6月はシカゴ・カブス戦、コロラド・ロッキーズ戦と2試合連続で7回を投げ抜くなど好投が光る試合も目立っていた。
 
 前田を含めて先発を担える投手が多く、前述の投手たちの中から何人かがリリーフに回らざるを得ない状況となることが予想されるが、フリードマン氏はこれについて「我々は才能のある先発投手を2人ブルペンに移し、助けを増やす機会を準備している」とし、投手陣一丸となって戦っていく方針を示している。



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