元カブスのソーサ氏、貸家の料金滞納問題で訴訟沙汰 約1800万円の賠償金を請求される
2018/11/19
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米国コロラド州に所在する『MWTK・スノーバニー・レイン』という会社は、今年8月、元シカゴ・カブスなどのレジェンド、サミー・ソーサ氏を相手取って訴訟を起こしていたことが18日(日本時間19日)、分かった。
サミー・ソーサ氏は1989年にメジャーデビューした外野手。18年のキャリアでカブスなど4球団に(テキサス・レンジャーズには2度)在籍。1998年には66本塁打を記録し、当時セントルイス・カージナルスのマーク・マグワイア内野手とシーズン最多本塁打記録争いを繰り広げた。通算609本塁打、1667打点を挙げたレジェンドだが、2009年には違反薬物検査で陽性反応が出ていたことが報じられた。
コロラド州アスペンはロッキー山中にある都市で、スキーリゾート地として有名。ソーサ氏は2017年12月22日(同23日)から2018年1月8日(同9日)にかけて、この都市にある7個の寝室と6個の浴室付きの豪邸をレンタルしていた。1日当たりのレンタル料金は9500ドル(約105万円)だったということだ。
この豪邸をレンタルするにあたり、ソーサ氏は前金として10万ドル(約1100万円)の支払いをすることに合意していたが、支払いがされていなかった。『MWTK』は今年8月に訴訟を起こし、ソーサ氏と同氏の会社である『リバーヘッド・ホームズ・LCC・オブ・マイアミ』に対し、16万1500ドル(約1800万円)の支払いを求めているという。
この件については、地元紙の『アスペン・デイリー・ニュース』によると、ソーサ氏と『MWTK』はいずれもコメントを発表していないということだ。