レンジャーズ・ベルトレが引退を表明 通算3166安打は現役最多
2018/11/21
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テキサス・レンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手が20日(日本時間21日)、現役引退を発表した。
今季で球団との契約が終了し、去就が注目されていたベルトレが遂に引退を発表した。
ドミニカ共和国出身のベルトレは、1998年にロサンゼルス・ドジャースでメジャーデビュー。主に三塁手として、持ち前の長打力と抜群のフィールディングで鳴らした。2005年以降、シアトル・マリナーズとボストン・レッドソックスでプレーし、11年にレンジャーズに移籍。同年、チームを初のリーグ連覇に導いた。
昨季7月には史上31人目となる通算3000安打を達成。今季6月には通算安打を3090まで伸ばし、マリナーズのイチロー外野手を抜いて、米国出身以外のメジャー選手で史上最多記録とした。今季は119試合に出場し打率.273、15本塁打、65打点の成績を残した。
通算成績は2933試合、打率.286、3166安打、477本塁打、1707打点、121盗塁。通算安打は現役最多となっている。長年メジャーの第一線で活躍してきたベルトレは、その残してきた成績から、将来の米国野球殿堂入りも期待されている。